さて当初は軽井沢町内のホテル・ロビー・ライブが予定されていたのですが中止になり、今回は「田中正敏・記憶遺産vol.002」のレコーディングになりました。今回参加した学生たちのアンサンブルも録音する事に決定しました。
ここでサプライズ!!!なんとレコーディング・スタジオ横を天皇皇后両陛下が通るとの情報が長野県警からあり全員で手を振りにでかけました。両陛下をのせたマイクロバスが我々のまえで減速してくれ両陛下が我々に手を振ってくださいました。大感激!良い写真がなく残念。楽器演奏すれば良かったとちょっと後悔してます。
せっかく両校一同に会したのでDEPLUS先生の本を参考にしつつドビュッシーのアナリゼを実施しました。今回はピアノの原田翔も参加しているので実に豪華なアナリゼになりましたよ!
最終日は鈴木晶子看護師による講義でした。講義と言っても彼女のバックグラウンドからアメリカでの留学から就職までの道程など若者が元気になるような素晴らしいメッセージをたくさんいただきました。
今年から「合宿」という言葉を使用せずに「クラリネット・サロン」に改称しました。8月30日お昼に軽井沢駅集合し、スタジオ到着後、直ちに段取り&練習開始!
学生から私までと幅広い年齢層での演奏を収録しました。
10代-20代-30代-40代-50代が勢揃い!そしてこのような資料的なCDは他に無いと思います。第2巻もお楽しみ!
さて録音を終え次は里山保全再生ネットワークの岩間代表の講義を受講し環境について学び「シェーナウの思い」というドイツの市民発電の映画を鑑賞しました。
さて最後の夜は恒例になりましたコンサートです。今年も軽井沢を拠点に演奏、教育活動されている廣田先生にご参加いただき実に賑やかなコンサートになりました。軽井沢千ヶ滝エリアの別荘の方達、軽井沢町民のみなさまいつも投げ銭ありがとうございます。
昔の教え子が聴きにきてくれたり、中学生が飛び入り参加してくれたりと「繋がり」を感じるひと時でもありました。様々な人々の熱意と愛情で実現できた事を感じる瞬間でもあるのです。
今回のサロンを振り返ると様々な取り組みがあり充実しかつ楽しい4日館であったと思います。学生たちの心が揺れ動く瞬間の連続であったのではないでしょうか!?私、個人でできる事はほんとに小さいく微塵です。しかし同じ意思をもった熱い人々がたくさん集まり力を出し合えばもの凄い事が実現できるのです。
DATA
2013年8月30日(金)〜 9月2日(月)
江戸原ペンション 長野県北佐久郡軽井沢町千ヶ滝中区
MEMBERS
東京学芸大学学生 尚美学園大学学生 平成音楽大学卒業生
保田享一郎 井手仁美 坂井 瞳 紫藤佑弥 原田 翔
SPECIAL GUESTS
廣田喜美と愉快な仲間たち 岩間敏彦 中山 香 鈴木晶子
SPECIAL THANKS
オロロンライン・ミュージック・サポートクラブ 軽井沢町民のみなさま
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