2017年に引き続きプラハ芸術アカデミーで開催された「クラリネット・デイズ」の講師を勤めてきました。今年はフィンランドのシベリウス音楽院のハリーが不在で少々寂しかったですが、講師陣はフランス・ニースからミシェル・ルチエック、スイス・ベルンからモリナリ、地元プラハは友人のイルヴィンとイルヴィンの師匠であるマレシュ氏そして私。参加した若者はスペイン、フランス、ポーランド、スロバキア、プラハそして日本から3名。まさしく国際的講習会。クラリネットといえばとかくフランス!と思われがちであるが、この講習会&イベントに参加して、フランスのみではなく世界の人々の生活習慣、音楽解釈など文化的に幅広くそれぞれが存在するのであると気づかされる。とても充実した1週間のプラハ滞在であった。日本の若者らももっともっと外側に目を向けて生きていって欲しいと痛切に感じた。